テニス肘、ゴルフ肘

別名、外側(内側)上顆炎といいます。
肘における前腕伸筋(屈筋)腱の炎症で、
テニスやゴルフ、剣道などでみられます。
手首を使う職業などにも発生します。

テニス肘の原因と症状
一番多いテニスにおいてはラケットの衝撃が手首に伝わり、
そのストレスが肘の筋腱付着部にまで及ぶためです。

上級者よりも、ラケットのスイートスポットに球が当たりにくい
初・中級者のほうが受傷が多く見られます。

多くは、テニス肘が肘の外側部分が痛くなるのに対して、
ゴルフ肘では肘の内側部分が痛みます。ゴルフでダフったり、
クラブを握る手が力んでいるために起こることが多く、
そのためゴルフ肘と呼ばれるとも言われています。

症状としては、タオルを絞るなど肘をひねる動作をすると、
肘から前腕にかけて痛みが走り、悪化すると握力の低下により
ラケットやクラブを握れなくなります。
肘の外側(内側)を指で押すと、腕全体に痛みが広がっていくように感じる時もあります。

テニス肘の予防
予防の為にはストレッチを行うことをお勧めします。
練習前後に肘のみならず、手関節の掌・背屈ストレッチも
有用なので、プレーの合間にも積極的に行うと効果的です。
練習後のアイシングも欠かさずにするように心がけましょう。
サポーターの使用やテーピングも予防になります。

テニス肘の治療
急性期は発症後一週間以内で、安静時や軽度の動きでも痛みが
出現する期間です。痛みが
強い場合は、局所の安静を保ちます。

慢性期に入り痛みが軽減すれば、ストレッチングや筋力強化を
行います。肘だけでなく、手首の筋力も強化しましょう。


最初は「筋肉痛かな?」という程度から始まることが多く、
長期化しやすい症状なので、お早目の受診をお勧めします。